白い喉と濡れた唇
昼下がりの陽射しが、古びた木造のうどん屋『松風庵』の暖簾を透かして、柔らかく店内へ差し込んでいた。木の床がわずかに軋み、店の奥では湯気が立ち昇り、麺を茹でる香りがあたりに満ちている。
その席に、ひときわ目を引く若い女性が腰掛けていた。円加──大学三年生の彼女は、透き通るように白い肌と、シャツの上からもはっきりわかる豊かな胸元を持っていた。髪は肩にかかるほどの長さで、さらさらとした栗色のストレート。蒸し暑い日差しの中でも、どこか涼しげな印象を与えるその姿に、店主・翔太の視線はつい、吸い寄せられてしまう。
「いただきます」
円加が箸を取り、うどんの丼に手を伸ばす。白くてしなやかな麺をつまみ、艶やかな唇にそっと運ぶ。その一連の動きに、翔太の目は釘付けになった。
ずるり──
その音とともに、麺が彼女の口内に吸い込まれていく。唇がわずかに開かれ、ほんの少し前歯が覗いたかと思うと、舌先で麺を誘い込み、濡れた粘膜が艶やかに光を反射する。そして、白い喉元がゆっくりと上下し、ごくり……と呑み込まれる音が続いた。
再び、ずるり。
喉を滑り落ちる麺に合わせて、円加の長いまつ毛が伏せられ、目元にかすかな陶酔の色が浮かぶ。湯気に潤んだ頬、うっすら汗ばんだ首筋、わずかに開いた唇の端からつゆがこぼれ、円加は無意識のうちにそれを舌で拭った。
「……ん、美味しい」
その呟きさえも、まるで艶めいた吐息のようだった。翔太は無意識に喉を鳴らし、厨房からじっとその姿を見つめていた。
うどんを啜るという日常的な行為が、円加の身体を通して昇華され、まるで芸術のように感じられる。ずるり、ずるり、ごくり。リズミカルに繰り返されるその所作に、翔太の胸の奥がじわりと熱くなる。
そして最後に、器の底にわずかに残った出汁を、円加は両手でそっと持ち上げた。丼の縁に唇をぴたりと添え、目を細めると──
ちゅる、ちゅるっ……
柔らかくすする音と共に、熱を含んだ出汁がゆっくりと彼女の口の中へ注がれていく。唇の端からわずかにこぼれるそれを、円加は舌で受け止め、濡れた下唇を色っぽく舐めた。
ごくり──
白い喉元がまたひとつ、波打つように動いた。その動きに合わせて、胸元の谷間が柔らかく揺れ、翔太の目が無意識にそこへ吸い寄せられる。
「今日も美味しいです」
円加がふわりと笑いかけた瞬間、翔太は我に返ったように頷いた。しかしその心はすでに、円加の白い喉元と唇、そしてつるりと喉に流れていくうどんの情景に支配されていた。
──この子を、もっと近くで見たい。
そんな衝動が、じわじわと翔太の中に芽生え始めていた。
湯気の奥にある欲望
昼時を過ぎた午後のうどん屋『松風庵』は、わずかに静寂を取り戻していた。カラン、カラン──と、厨房の奥から聞こえる包丁の音と、湯の沸騰するやわらかな響きが、店内に心地よく漂っている。
円加は、今日も当たり前のようにその店に足を運んでいた。学校帰り、いつも同じ席に座り、翔太の作るうどんを待つ。テーブルの上にはいつもの麦茶と、小皿に乗った漬物。そして、湯気をまとって姿を現す一杯のうどん。
翔太は厨房からちらりと視線を送る。その目には、もはや単なる客を見るそれではない、欲の色が宿っていた。
円加は気づいていないようでいて、実はうっすらと感じていた。厨房の奥から感じる熱とは別の、視線の熱。彼の目線が自分の胸元や、啜る唇、うなじに注がれていること──それを彼女なりに理解していた。
しかし、それを拒むでもなく、また意識して避けるでもなく。円加は、あえて無防備なままそこに座り、箸を取り、うどんを啜る。
ずるっ……ごくん。
白い喉がまた、滑らかに動く。翔太は麺を湯から上げながら、熱気の奥でその様子に目を細めた。
「……おかわり、いいですか?」
円加が少し照れたように笑う。その笑みは無垢のようでありながら、翔太の胸の奥をじわりと焦がす妖しさを孕んでいた。
「もちろん。今、すぐ茹でるよ」
言葉に出した声は平静を保っていたが、その手元にはすでに熱が宿っていた。翔太は再び湯気の中に包まれながら、湯の底にうどん玉を沈めた。
二杯目のうどんをすする円加は、やがて、器に残った熱々の出汁を両手で持ち上げ、唇を添えた。湯気に包まれたその顔は、どこか恍惚とした表情を浮かべている。
ちゅ……ちゅるるっ……ごくん。
「ふぅ……」
ゆっくりと喉を鳴らして飲み干した後、円加は丼をそっとテーブルに戻した。そして、ふと店内を見回し、他に客がいないことを確認すると、小さく息をつきながら、汗ばんだタンクトップの裾を両手で持ち上げた。
めくれた布の下から、柔らかそうな下乳がちらりと覗く。その谷間には、うっすらと汗が溜まっていた。円加はポケットからハンカチを取り出すと、それをそっと押し当て、なぞるように汗を拭う。その所作は無意識でありながら、どこまでも艶めいていた。
翔太は厨房の陰からその光景を目撃し、思わず息を飲んだ。タオルを握る手に力がこもり、熱く滾った股間がジンと疼く。
──この欲望を、いつか彼女にぶつけてしまいそうだ。
翔太の胸の内で、抑えきれぬ衝動が、湯気とともに静かに立ち昇っていた。
つるつるの誘惑
梅雨の終わりを感じさせる蒸し暑い午後、蝉の声が響き始めた日だった。円加がいつものように『松風庵』の暖簾をくぐると、翔太はすでに厨房の奥で仕込みをしていた。
「いらっしゃい。今日も、冷たいうどんにするか?」
「はい、それでお願いします」
うなずいて席に着いた円加の表情は、どこかほんのり赤く、汗で張りついたタンクトップの輪郭が、肌に沿ってなまめかしく浮かんでいる。その胸元にはブラジャーの線がなく、柔らかく盛り上がった乳房のかたちが、布越しにはっきりと浮き出していた。翔太はちらと視線を送り、乳首の位置にうっすら浮かぶ突起を見て、思わず喉を鳴らしそうになるのをこらえた。
丼を差し出すと、円加は箸を取り、うどんを一筋啜る。
ずるり、つるん、ごくり。
今日もその音が、翔太の奥深くをくすぐった。
食事を終えた頃、ふと思い立ったように翔太が口を開いた。
「円加、バイト……してみないか? 夏の間だけでも。昼のピークだけでいいんだ。助けてくれると嬉しい」
意外な申し出に、円加は目を丸くする。
「え、私でいいんですか? そんな本格的に接客とかしたことないですけど……」
「いや、ちょうどいいと思って。君の雰囲気はこの店の空気に合ってるし、何より……」
翔太はそこで言葉を濁したが、続きは言わずとも円加には何となく伝わった気がした。彼の視線が、どこを見ていたかを──彼女自身も理解していた。
「……うん。じゃあ、やってみます」
円加は素直に微笑んだ。
それから数日後、涼しげな浴衣にエプロン姿の円加が、初めて店の暖簾の内側に立った。
「いらっしゃいませ」
その声とともに、客たちの視線が一斉に彼女へと向けられる。熱気を帯びた店内、汗をうっすらまとった円加の白い肌が、ほのかな蒸気に包まれて輝いていた。
浴衣の胸元はゆるく、動くたびに柔らかく揺れる乳房の形が覗く。翔太は厨房からその様子を盗み見るたび、円加がノーブラであることを改めて思い知り、股間を熱くさせていた。
運ぶ器の中、つるつるとしたうどん。啜る客の前で、彼女は笑顔を浮かべながら配膳を続ける。
──自分の姿が、見られている。
円加はその感覚を、はじめて意識した。つるりと滑る麺のように、男たちの視線が彼女の肌をなぞっていく。
彼女は知らず、ほんの少し背筋を伸ばし、腰をくねらせるように歩いていた。そう、それはまるで……自分自身が、ひとつの“誘惑”であるかのように。
裏口で始まる夜
日が沈みかけた店内に、ほのかに残る出汁の香りと、昼間の熱気がゆっくりと静まりつつあった。『松風庵』の営業が終わる頃、厨房では翔太が片付けの手を動かしながら、円加の背中に視線を送っていた。
「円加、裏口のゴミ出し、お願いしてもいい?」
「はい、行ってきます」
汗ばんだ額をぬぐいながら、円加は店の奥、裏手へと続く小さな通路に足を運ぶ。外気がほんの少し肌を冷やし、ふっと肩の力が抜ける。ゴミ袋を片手に裏口の扉を開けたそのときだった。
「円加……その、パイズリって、してもらえたり……するのかな」
唐突な翔太の言葉に、円加は驚きつつも、どこか予想していたかのように微笑んだ。「いつか言われると思ってました」
円加はエプロンの紐をほどき、タンクトップの裾をたくし上げる。ノーブラの彼女の豊かな乳房が、夜風に晒されて露わになった。柔らかそうな乳房を両手で包むと、谷間がくっきりと浮かび上がる。
「見てください、翔太さん。ちゃんと、おっぱいで包めますよ?」
そう言って乳房を寄せ、上下にやさしく揺らしながら無邪気な笑顔を浮かべる円加。その姿に翔太は我を忘れ、慌てた手つきでズボンの前を開いた。
露わになった翔太の勃起したペニスに、円加はゆっくりと自らの乳房を押し当て、柔らかな肉でその熱を包み込む。ぬるりと滑る感触に翔太の息が漏れた。
「こんな感じで……どうですか?」
円加が乳房を寄せて上下に動かすたび、ぬちゅ、ぬるっという音が夜の静寂に艶やかに響く。ペニスが谷間の奥から顔を出すと、円加はその亀頭に唇を近づけた。
「ずる……っ、じゅる……っ、ごくっ……」
うどんを啜るような音とともに、円加はペニスを口に含み、舌でカリ首を舐め上げ、喉奥までゆっくりと誘い込む。翔太はその快感に膝を震わせ、思わず腰を引き寄せていた。
「くっ、円加……それ、やばすぎる……っ、あっ……ああっ、もう……ッ!!」
ぬちゅ、じゅるる……っ、ぐぽっ……じゅぷっ……。
口と胸で交互に奉仕される快感に耐えきれず、翔太は呻くような声を漏らした。その瞬間、精液が勢いよく噴き出し、円加の口内を満たす。
「ん……ごくん……全部、飲んじゃいましたよ?」
円加が唇を舐め、微笑みながら視線を上げた。
「……翔太さん、こういうサービス、もっとやってみたいです」
その提案に、翔太は震える手で彼女の肩に触れながら、静かに頷いた。
──この夜から、“夜の松風庵”が、本当の意味で始まった。
フェラうどん第一夜
静けさが降りる夜の『松風庵』。昼間とはまったく異なる空気が店内に漂っていた。
暖簾は下ろされたまま、灯りはわずかに抑えられ、照明が作り出す陰影が、木の柱や座敷の畳に長く落ちている。店の奥、通常は使われない仕切りのある個室が、今夜の“特別営業”の舞台だった。
円加はその中央に正座していた。薄く透けるような浴衣姿、胸元はゆるく開き、動くたびに巨乳が柔らかく揺れる。その肌は白く、しっとりと汗ばんでおり、乳首の輪郭さえもかすかに透けて見えるほどだった。
目の前に座るのは、翔太が選んだ常連客。年配の男がひとり、目を細めながら円加の体を舐めるように見つめていた。
「……こちらが、“夜のうどん”になります」
翔太が静かにそう言って退出すると、部屋には円加と男、ふたりだけの空間が残された。
「失礼します」
円加が丁寧に頭を下げ、男の前ににじり寄る。そして、男のズボンのファスナーをゆっくりと下ろすと、そこから露わになったペニスが現れた。すでに半勃起しており、亀頭が脈打つように震えている。
円加は迷いなく、それを指先で撫で、亀頭に唇をそっと重ねた。
「んっ……」
唇が濡れたカリ首を包み込み、舌先で先端の溝をなぞる。男の身体がびくりと震えた。
「ずる……っ、じゅる……じゅぷっ……」
うどんを啜るような音が室内にいやらしく響く。円加は音を立てて奉仕しながら、カリ首を丁寧に舐め回し、ペニスの裏筋を舌先で撫で上げる。
「ちゅぷっ……んん……じゅるるっ……」
彼女は喉奥までペニスを吸い込み、ぐぽっ、と喉の奥で亀頭を迎え入れた。唇をすぼめて吸い上げるたび、男の我慢汁がとろりと舌の上に落ちる。
「うまい……まるで、本当に……喉越しが……たまらん……っ」
円加はわずかに笑みを浮かべ、さらに口を大きく開き、喉の奥に押し込んでいく。唇と喉、舌の全てで、一本のペニスを味わい尽くすように。
「ずっ……ずずずっ……じゅっ、んっ……っぐ……っ、ごくっ……」
精液の味を想像させるような濃厚な啜り音が、狭い個室に満ちていく。男の太腿が震え、呼吸が荒くなった。
「くっ……出るっ、出るっ……うああっ!!」
その声とともに、勢いよく精液が円加の喉奥へと噴き出された。とろりと熱く、粘性のあるそれを、円加は逃げることなく受け止め、ごくりと呑み下す。
「……ごちそうさまでした」
舌なめずりをしながら、乳輪の端に落ちた飛沫を指ですくって舐め、彼女は静かに囁いた。
この夜、“フェラうどん”は確かに幕を開けた。
すすりの奥で
“夜の松風庵”が始まってから数日、円加の奉仕は明らかに変化していた。
最初はぎこちなくも丁寧だった口の動きが、今では男の性器の形状や反応に応じて自在に変化するようになっていた。カリ首の裏を舌先でねっとりとなぞり、ペニスの根元を乳房で包みながら、吸い上げるような動作でじゅるじゅると音を立てる。
「ん……じゅっ、ちゅぷっ……ふぅ……おいしい……」
それは自然に出た言葉だった。口内に広がる我慢汁の苦味と塩気、肌に絡みつく体臭や体温。以前は耐えるようにしていたそれが、今ではどこか甘美なものとして感じられていた。
この日も、個室の中にひとりの若い男性客が通されていた。円加はいつもと同じように、ゆっくりと正座し、彼の前で浴衣の胸元を少しだけ緩めた。
「よろしくお願いします……ふふ、緊張してます?」
男が頷くと、円加は微笑みながら彼のズボンを下ろし、ペニスを露にした。その瞬間、彼女は驚きに目を見張った。
それは、まだ半勃起にもかかわらず、既にずっしりと重く、太さと長さを感じさせる肉棒だった。円加が舌先で亀頭に触れた瞬間、ぐいと勢いよく膨張し始める。
「ん……っ!? ふふっ、すごい……」
口内に隙間がないほどに膨張したペニスが、喉奥を刺激する。その強い圧力に、円加の身体の奥にじんわりと熱が灯る。
彼の腰が動き、肉棒が喉奥にまでぐいと突き入れられた瞬間、円加の喉がきゅうと収縮する。ごぽっ、と鈍く濡れた音が響き、唾液が堰を切ったように口端からこぼれ落ちた。
「んっ……ぐぽっ……んんっ……っく、んぅ……」
喉奥を直撃されるたび、涙が滲み、粘膜に絡む熱が円加の感覚を奪っていく。それでも、彼女は逃げようとはしなかった。むしろ、ぐいと腰を受け止めるように喉を開き、自らの口腔を深く差し出していく。
喉の奥にぐっしりと突き入れられ、ぬるりと擦られる感覚。そのたびに、膣内がむずがゆく疼き、愛液がじわりと滲み出す。
──もっと、欲しい……もっと……っ。
円加の頭の中は熱と快感に支配されていた。自ら喉奥を締めつけ、男のペニスに応え続ける。
「イきそう……」
その言葉に、反射的に円加は口を離さず、むしろ強く吸い込みながら応えた。
「んんっ……もっと……っ、もっときて……っ」
その瞬間、喉の奥に突き立てるような圧で熱い精液が噴き出される。ぴゅるっ、ぴゅっ……と、数度にわたり脈打ちながら放たれるそれを、円加は喉で受け止め、逃さずすべて飲み干した。
だがその刹那、彼女の膣奥がきゅん、と収縮する。
「んんっ……っ……あっ……」
彼の絶頂に同調するように、円加も膣奥から微かに震え、知らぬ間に逝っていた。
脚の付け根からあふれた愛液が、太腿を伝い、畳にしっとりとした痕を残す。
「……ごちそうさま……っ」
口元を拭いながら、彼女は熱を帯びた瞳で男を見上げた。
──感じる悦び。それは、すすりの奥と、膣の奥で重なっていた。
舌の記憶
“夜の松風庵”は、今や密かな人気を集める存在となっていた。
うどんの味に惹かれて訪れる昼の顔とは打って変わって、夜になると特別な暖簾が掛けられ、限られた常連たちだけが通される秘密の空間が静かに動き出す。
円加の名前は、常連たちの間でそっと囁かれるようになっていた。「あの舌を一度味わえば、もう他では満たされない」──誰からともなくそう語られ、指名が絶えなかった。
その奉仕は日を追うごとに洗練されていった。舌の圧、唇の締めつけ、喉奥での迎え入れ方。男の反応を観察しながら、どこをどう舐め、吸えば悦ばれるのかを本能的に把握し、そのすべてを愉しむ余裕さえ生まれていた。
「……ん、ちゅぷ……ふふ……そんなに震えて……嬉しいです」
円加の喉奥で果てる男たち。その精液の味と、吐息、声。それらが、彼女の中にひとつずつ記憶として刻まれていく。
やがて、ある常連の言葉がきっかけとなった。
「……おっぱいにも、触れていいかな?」
それは“メニューにはない”お願いだった。だが、円加は微笑んで、何も言わずに胸元を緩めた。タンクトップの中に仕舞われていた、張りのある乳房が零れ落ちる。
「……こっちでも、感じてください」
それ以来、彼女の奉仕には“パイズリ”が加わった。乳房で肉棒を包み、谷間をすべらせるように上下させながら、時折亀頭に舌を這わせる。その光景に男たちは理性を失い、悦びに呻いた。
「ちゅっ……じゅるるっ……おっぱい、気持ちいいですか……?」
ある夜のこと。円加は男のペニスを乳房で包み、上下に優しく擦りながら、先端の亀頭を口に含んだ。
じゅるっ……ずるずるっ……乳と口の快楽が一体となった奉仕に、男は腰を揺らしながら悶えた。その時、男の手が彼女の乳房の先端、勃起した乳首に触れた。
「ひぁっ……あっ、そこ……だめ……」
円加は思わず声を上げた。乳首を指先で優しく摘ままれ、転がすように弄られると、膣奥からとろりと愛液が滲み出すのを感じた。
「んんっ……もっと、して……気持ちいいの……っ」
彼女の頬は赤く染まり、パイズリの動きに合わせて乳房が弾み、口の中で肉棒がぴくぴくと脈打つ。
「感じてるの……私、舐めながら……おっぱいも……」
乳首を弄られるたびに、快感の波が全身に広がっていく。
ペニスを舐めるたび、唇で包むたび、円加の膣は静かにうずき、熱を帯びていく。男の熱が、彼女の内側にも染み込んでくるようだった。
だが、快感を与えることに熟れていくほどに、心の奥で何かが揺れていた。
──わたしも、感じたい。
男たちの喘ぎを聞きながら、喉を貫かれ、乳首を弄られるたび、膣奥からじんわりと愛液が滲む。奉仕だけでは満たされなくなっていく身体。
「今日はいっぱい、可愛がってくれますか……?」
そう囁く言葉には、かつてなかった熱がこもっていた。
奉仕のはずだったその時間が、いつしか彼女自身にとっても“快楽”へと変わり始めていた。
──この舌が覚えている男たちの味。それだけでは、もう足りない。
愛されたい。抱かれたい。奥を貫かれて、悦びに震えたい。
そんな欲望が、ゆっくりと、しかし確実に、円加の奥底でふくらんでいった。
二人の夜、三人の宴
それは、翔太にとって特別な夜になるはずだった。
いつものように暖簾を下ろし、店内を丁寧に片付けながら、翔太はひとつの決意を胸に抱いていた。
──今日は、円加と交わる。
彼女を間近で見守り続けてきた日々。舌や喉、そして乳房で客を虜にする姿を見ながら、翔太の欲望は抑えきれぬものに変わっていた。円加をただ奉仕する女としてではなく、自分の女として抱きたい。その思いが、今夜のために店を閉めさせた理由だった。
奥座敷に灯りを落とし、湯呑を片手に座っていると、浴衣姿の円加がそっと現れる。
「翔太さん……今夜は、特別なんですよね?」
「そうだ。今日は、俺と……ふたりだけでいいかな」
円加はその言葉にふわりと微笑み、畳に正座する。
「はい……翔太さんと、こうして向かい合う時間、わたしも……好きです」
翔太の手が円加の手に触れ、やがて彼女の頬に添えられる。
「今夜は、君を感じたい。ずっと……そう思ってた」
円加は何も言わず、ただそっと浴衣の胸元に手をかけ、翔太の視線を受け止めた。その目には、確かな覚悟と、どこか色づいた期待が宿っていた。
だが、ふたりだけの夜は、思わぬ訪問で破られる。
「こんばんは」
静かに現れた男──それは、翔太が呼んでいたもうひとりの人物だった。
「……紹介するよ。彼は辰巳さん」
翔太の言葉に、円加は目を見開く。そしてすぐに、その顔に驚きと熱が入り混じった表情が浮かんだ。
「辰巳さん……」
──忘れもしない。あの夜、初めてフェラチオだけで絶頂に導かれた男。
喉奥を押し広げられ、あふれる唾液とともに与えられた圧倒的な快感。その記憶は、今でも円加の中に鮮明に残っていた。
「またお会いできて、うれしいです」
円加は微笑みながら立ち上がり、翔太と辰巳を見つめる。
「翔太さんも、辰巳さんも……今夜は、三人で楽しみましょう」
そして始まった、三人だけの宴。
翔太の膝の上に座った円加は、浴衣をはだけ、張りのある乳房をあらわにする。そのまま前に座る辰巳のズボンに手を伸ばし、あの膨張率の高い肉棒を引き出すと、愛おしそうに舌を這わせた。
ぬるりと濡れた谷間に挟み、上下に擦るようにパイズリを始め、同時に口で亀頭をじゅるりと啜る。
「んっ……翔太さん……見てて……私、また……辰巳さんで感じてる……っ」
翔太の手は彼女のラビアをなぞり、愛液でぬるぬると潤んだ膣口を指先で探る。
「円加……もう、我慢できないくらい……濡れてるな」
円加は口に肉棒を含んだまま頷き、ぐぽっ、と喉奥まで咥え込んでいく。
辰巳の肉棒が喉を深く突き、翔太の指が膣を広げていく。その二重の刺激に、円加の身体はビクンと跳ね、快感の波に溺れていく。
──快楽は、分け与えられるものじゃない。
ひとつの身体に、ふたつの欲望。
円加はその夜、翔太と辰巳というふたりの男の熱に包まれながら、自分の奥底に潜むさらなる悦びへと堕ちていった。
どろり、ぬるり、交わる中
『松風庵』の最奥、普段は開かれることのない一室──まさに“夜のための部屋”と呼ぶにふさわしいその個室に、今宵もまた、快楽の気配が濃く漂っていた。
畳の上には敷き布団が重ねられ、薄明かりに浮かび上がる三つの影。その中心には、浴衣を脱ぎ捨て、肌を艶やかに光らせた円加がいた。
「翔太さん……辰巳さん……んっ、もっと、触れて……っ」
喉を震わせるその声は、既に悦びに濡れている。
翔太の舌がラビアを這い、愛液に濡れた膣口を柔らかく開いていく。その動きに合わせて、円加の腰が小刻みに震える。
一方、辰巳はその巨根を円加の乳房に挟み、ぬちゅっ、ぬちゅっと音を立てながらパイズリを繰り返していた。ペニスの先端が乳首を掠めるたび、円加の喉から甘い声が漏れる。
「んぁっ……ああ……乳首……感じちゃう……っ」
ふたりの男の熱が、円加の身体を挟むように重なり合う。そのたびに汗が弾け、愛液がとろりと流れ、布団の上にはぬめりを帯びた艶やかな軌跡が残っていく。
辰巳の肉棒が乳房の谷間から顔を出したとき、円加は口を開け、ちゅる……っと音を立てて亀頭を舐め取る。舌先がカリ首をなぞると、辰巳の喉が低く震えた。
翔太は指を膣口からゆっくり引き抜き、その熱く濡れた愛液を舐め取りながら、円加の瞳を見つめる。
「円加……入れてもいいか?」
円加は少しだけ目を伏せ、頷いた。
「……翔太さんで、いっぱいになりたい……」
そして、翔太がゆっくりと円加の中へ肉棒を滑り込ませる。ぬるり、と愛液に包まれながら、膣がゆっくりと開かれていく。
「ああ……っ、熱い……翔太さんの……全部、わかる……っ」
腰が重なり合い、ぬちゃっ、ぬちゅっ……という音が響く中、辰巳のペニスが喉奥へと挿し込まれていく。
三つの身体が交わるたび、汗と汁、唾液と愛液が混ざり合い、室内にはむせ返るほどの淫靡な香りが充満していった。
「円加……締めつけが……すごい……っ」
「ふぁっ、翔太さんっ……辰巳さんも……あっ、もう、わたし……っ」
快感に塗れた時間は、終わりのない螺旋のように続いていく。
どろり、ぬるり。
絡まり合う熱が、円加の身体の芯まで染み渡っていった。
ずるずると堕ちて
濃密な夜は、ついに頂点へと達しようとしていた。
『松風庵』の奥座敷。明かりはぼんやりと灯り、乱れた布団の上には汗と体液に濡れた裸の三人──翔太、辰巳、そして円加。
何度も重ねた交わりに身体はすでに火照りきっていたが、円加の瞳はむしろ一層艶やかに潤み、肉体は欲望に柔らかくほぐれていた。
「翔太さん……辰巳さん……今夜、最後まで……ください……っ」
円加は仰向けのまま両脚を大きく開き、M字型に太ももを晒す。その姿はすでに羞恥を超え、ただ快楽を受け入れる女の姿だった。
翔太はゆっくりと円加の膣口に肉棒を押し当てる。そこはすでに愛液でとろとろに濡れ、迎え入れる準備はとっくに整っていた。
「行くよ……円加……」
ぬるっ……ずちゅっ……
膣がペニスを受け入れるたび、ぬちゅりといやらしい音が室内に響く。円加は小さく震えながら、腰を自ら押し出していく。
「んぁあっ……っ、翔太さんの……奥まで……っ来て……っ」
同時に、彼女の胸元には辰巳が跨っていた。巨大な肉棒を乳房に挟み込み、じゅぷっ、ぬちゅっ、と上下に滑らせながら、円加はその亀頭を口に含む。
「んっ……じゅる……ずるずるっ……ちゅぴ……っ、辰巳さん……んっ……また……奥まで……っ」
乳と唇、膣と喉──全てでふたりの男を受け止める円加。
翔太のペニスが膣奥を突き上げ、辰巳の肉棒が喉奥を貫く。体内と口内、ふたつのルートに快楽の奔流が走り、円加の全身がびくびくと痙攣した。
「くっ……円加……そんなに締めたら……ッ!」
「もう……限界……出すぞ……ッ」
ずるずると、奥へ奥へ──
翔太の肉棒が膣奥に根元まで押し込まれ、辰巳のペニスが唇の奥で震える。
「んぅっ……っ、あ……あああっ……!」
同時に熱い精液が喉奥と膣奥に迸り、円加の身体が大きく跳ねた。
翔太の絶頂と辰巳の射精に挟まれたまま、円加もまた、膣奥から甘い痙攣を起こしながら絶頂を迎えていた。
ずるり、ぬるり──精液と愛液が混ざり合い、太ももを伝い、布団を濡らしていく。
「……あぁ……全部、すごく……幸せ……」
最後に吐息のようにこぼれたその言葉は、悦びと陶酔に染まりきった女の証だった。
その夜、三人はただ快楽に身を委ね、
──ずるずると、堕ちていった。