一覧へ戻る
快楽の果て 表紙

Published Novel

快楽の果て

🔖 0 📊 0
販売中
喫茶店 既婚者 カーセックス フェラチオ 中出し お尻/ヒップ 快楽堕ち 連続絶頂

深夜のカフェに漂う香りと、密やかに交わされる視線。和樹と雅子は、許されざる関係の中で次第に惹かれ合い、心の隙間を埋めるように秘密の逢瀬を重ねる。常連客だった彼が既婚者であると知りながらも、雅子は彼に抱く熱情を抑えきれない。車内で始まった一夜の情事が二人の関係を...

販売中の作品のため、第1章まで公開しています。

夜の逢瀬

深夜の街は静寂に包まれ、昼間の喧騒が嘘のように消え去っていた。街灯がぽつりぽつりと光を落とし、その下で一台の車が路肩に停まっている。雅子はその車内で、スマートフォンの画面を眺めていた。 「もう少しで終わるよ」――和樹からのメッセージ。彼が自分のために時間を作ってくれていることが嬉しい反面、その背後にある事情が胸を締めつける。和樹は既婚者。雅子にとって、彼との関係は決して許されるものではなかった。 和樹が雅子のカフェに初めて訪れたのは一年前だった。カフェの常連として、いつも静かにコーヒーを飲みながら読書をしていた彼は、ほかの客とはどこか違う雰囲気をまとっていた。彼女は気づけば彼に目を留めるようになり、ある日、勇気を出して話しかけた。 「その本、面白そうですね」 その一言が、二人の関係の始まりだった。 それから和樹は、カフェの中で唯一の特別な客となり、閉店間際に訪れることが増えた。いつしか、仕事終わりの時間を雅子と共に過ごすのが彼の日課となり、彼女にとってもその時間が特別なものになっていった。ふとした会話が重なり、いつの間にか二人はカフェの外で会う約束をするようになった。 身体の関係はない。それだけが雅子の中で自分を許す理由だった。しかし、深夜に車の中で二人きりの時間を楽しむこの関係は、明らかに境界線を越えている。彼が常連客だった頃には戻れないと、雅子はどこかで理解していた。 時計の針が「0:30」を指した頃、雅子の視線が歩道に立つ一人の男性を捉えた。和樹だった。スーツ姿の彼は肩を少し落としていたが、その表情にはわずかな期待が浮かんでいた。雅子の胸が高鳴る。 助手席のドアが開き、冷たい夜風が車内に流れ込む。「ありがとう、待たせたね」と和樹が微笑む。その声を聞くたび、雅子は罪悪感と喜びが混ざり合った感情に囚われる。 「お疲れ様。大丈夫?」雅子は微笑みながら尋ねた。和樹が頷き、座席に深く身を沈める。彼の疲れた様子を見て、雅子は彼のために少しでも癒しの時間を提供したいと思った。 車を静かに発進させ、雅子は夜の道を進み始める。二人きりの空間に漂う穏やかな空気が心地よかった。ハンドルを握る雅子の手元に、和樹の視線が無意識に留まっていることを感じる。その視線に触れるたび、彼女の心は静かに高鳴っていった。 「これがいつまで続けられるんだろう…」雅子の胸に小さな不安がよぎる。それでも、この瞬間を大切にしたいと思わずにはいられなかった。